だいすけろくの日々

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仏西旅行覚え書き DAY8-2

おはようございます。

アルル観光をしている続きです。

 

ガレット

古代劇場跡を出て、再び旧市街地をぶらぶらしていると、美味しそうな匂いのする一角に。

ガレット屋さん*1でした。屋内にカウンター4席、テラスにテーブル2つの6席の小さなお店です。おばちゃんというより、まさしくマダムと呼ぶのがしっくりくる上品で優しそうな女性が2人で切り盛りしています。

そういえばフランスに来てからガレットをまだ食べていなかったので、ここで昼食にすることに。お金は前払いで、チーズ、ハム、卵、マッシュルームのガレットと暑かったのでアイスカプチーノを注文。合わせて10ユーロ(約1,500円)でした。マダム2人ともめちゃくちゃいい人でした。わしの付け焼き刃のド下手くそなフランス語を一生懸命聞いてくれ、実にありがたかったです。

そんなわけでガレットが出来ました。フランスでは幅広く食べられているお菓子ではないクレープ的な食べ物です。外はパリパリ、中はチーズと卵でトロトロで、さらにバターも効いています。見た目以上にボリューム満点でした。

 

サン・トロフィーム教会とかル・カフェ・ド・ラ・ニュイとか

ガレットを食べ終わると、再び旧市街を散策。次はサン・トロフィーム教会です。古代ローマ時代の史跡の多いアルルにあって、唯一の中世フランスの史跡*2です。11世紀から12世紀にかけて作られ、回廊部分が世界遺産に登録されており、円形闘技場と古代劇場跡との共通チケットで入場できました。

取り敢えず聖堂で一休み。ここは無料です。

世界遺産の回廊部分。

突き当たりにはタペストリーもあります。外は観光客で騒がしいですが、内部は静かで、厳粛な雰囲気でした。

正面の門のレリーフ*3も見どころだそうですが、残念ながら修復工事中でした。

教会を後にして歩いていると、また人だかりの出来ている一角が。

ゴッホが描いた『夜のカフェテラス』のモチーフとなったカフェ兼レストラン、ル・カフェ・ド・ラ・ニュイでした。そのままのネーミングです。観光スポットとレストランを兼ねていることもあってか、満席でした。

作品は1888年に発表されたので、もう200年近くは営業しているのでしょうか。

カフェの横は広場になっていて、ゴッホ銅像もあります。彼の存在、足跡の大きさを感じました。

しかし、ゴッホの生前に売れた絵は1枚しかなく、ゴッホが現在のように有名になったのは彼の死後、弟やその家族が尽力してのこと。ゴッホ自身の人生は生きづらさを抱えたしんどさそのものだったのだろうな、と思います。*4

 

この後、アルルのローマ時代からの歴史をまとめてある県立古代アルル博物館へ行く予定でしたが、場所をググったら、この日は休館日でした。残念‼️

 

そんなわけで、午後6時頃にアヴィニョンに戻ってきました。経費節約のため、夕食はアヴィニョン・サントル駅近くのマクドナルド。

ポテトにサワークリーム(緑色のパッケージのやつ)がついてくるのが嬉しいですね。

 

そんな感じで、行けなかったところもありましたが、満足なアヴィニョン、アルルでした。

次回は、フランス編最後の滞在地、トゥールーズへの移動です。

 

つづく

 

 

*1:他にもケーキや生菓子なども売っていた

*2:尚、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの聖地巡礼の中継地でもあったらしい

*3:キリストと12使徒、4人の福音書の著者を表す動物などが彫られているそうですが

*4:人付き合いが全くできなかったそうで、現代の精神医学の観点から、発達障害を抱えていたとされる