だいすけろくの日々

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仏西旅行覚え書き DAY13-1

おはようございます。

旅13日目、日本を発ってから2週間になろうとしています。実質スペイン編1日目です。

たくさん寝て、朝9時に起床しました。泊まっているホテルから地下鉄一駅でビルバオの旧市街です。ビルバオ市内の公共交通機関共通カードを10ユーロ(約1,470円)*1で駅の券売機で購入しました。10ユーロ以内分で乗り放題です。足りなくなったら5ユーロからチャージできます。

スペインバスクの中心都市ビルバオには地下鉄が2路線あります。

 

朝食

旧市街には早朝から営業中なバルが軒を連ねています。朝食に入るのもよし、昼食に入るのもよし、小腹が空いたら入るのもよし、一杯飲みたくなったら入るのもよし、ガッツリ食べに入るのもよし、時間帯を問わずに気軽に入れるのは実に便利ですね。スペインの大好きな文化です。これを待っていました。

旧市街中心部にあるヌエボ広場に面したこのバルで朝食にします。テラス席もありました。カウンター内に所狭しと並べられたタパス(小皿料理)や各種パン、サンドイッチ類、どれも美味しそうです。

バルのおっちゃんが、ベラルーシのルカシェンコ大統領に似ていました笑

生ハムとクリームチーズのサンドイッチと、ジャガイモとチョリソー(ソーセージ)のトルティーヤ(スペイン風オムレツ)、カプチーノの朝食で5.5ユーロ(約809円)でした。当然美味しいです。特にトルティーヤが中身が半熟で最高でした。サンドイッチに使われているパンは、フランスのバゲットよりやや柔らかめです。ヨーロッパ基準ではありますが、やはり安いですね。パリでもタパスバル的なお店を見かけましたが、パリだと間違いなくこれだけで12ユーロはしそうです。

 

ビスカヤ

では、腹ごしらえも済んだところで観光に向かいましょう。ビルバオで1番行きたかった場所に向かいます。

ホテルの最寄り駅から乗ったのとは別の路線で向かいます。

ビルバオ市街地から地下鉄で30分、位置的には北の町外れにあるビルバオ世界遺産*2ビスカヤ橋です。ビルバオ市内を北に向かって流れるネルビオン川が大西洋に注ぎ込む河口部にかかる全長165メートル、高さ50メートルの巨大な鉄橋です。

橋を設計したアルベルト・パラシオという人は、パリのエッフェル塔の設計者、ギヨーム・ド・エッフェルの弟子で、大型船舶の通行を妨げない形式の橋として、当時として最新技術が用いられていました。

橋桁から吊り下げられた大型のゴンドラに人や車、自転車やオートバイを搭載して川の両岸の間を運搬しています。もちろん、今でもビルバオ市民の足として現役。

ゴンドラで対岸に渡るのは有料*3ですが、これもビルバオの公共交通のひとつという位置付けなので、共通カードで乗れました。

橋の袂には地元の釣り師のおっちゃんが釣り糸を垂れています。何が釣れるんかな。

対岸の高台からの眺めも良いです。

 

さて、このビスカヤ橋は高さ45メートルに位置する橋桁まで登って対岸まで行くことができます。こちらは別途別料金が必要で9ユーロ(約1,323円)でした。橋の袂にあるギフトショップで購入します。橋桁まではエレベーターで上がり、エレベーターの出入り口でもぎりのお姉さんがチケットをチェックしていました。

橋桁の歩道はこんな感じです。

橋桁から大西洋側を見下ろしたところです。

ビルバオ市街地側です。

先程乗ったゴンドラが見えます。水面に吸い込まれそうです。高所恐怖症の人はちょっとしんどいかな。しかも、風が吹いたり、ゴンドラが動き出したりすると、橋桁がユサユサ揺れるため、意外と恐いです。

歩道は木の板張りで、隙間が意外と空いていて、しかも水面まで遮るものがありません。もし、ここでパスポートやスマホや現金といった薄手の貴重品を隙間に並行に落としてしまったら、と想像してゾッとしました。

近くにビーチもありました。日差しが暖かかったですが、暑いほどではなかったため、海水浴している人はいませんでしたが、かなり沖合でウェットスーツ姿で素潜りしている人がいました。シーフードパエリアの具材でも調達しているのかな。

 

そんな感じでまったりとビルバオ近郊の海辺を観光しています。長くなったので今日はここまで。

 

つづく

 

 

*1:当時の為替で計算

*2:2006年に登録

*3:片道3ユーロ