だいすけろくの日々

だいすけろくが呟きます。旅ネタ多め✈️

仏西旅行覚え書き DAY2-2

おはようございます。

中国人だらけの凱旋門を見学してからの続きです。

ルーブル諦めてからオルセー美術館

凱旋門からそのままシャンゼリゼ通りを折り返してコンコルド広場に帰ってきました。

そのまま凱旋門側とは逆方向にテュイルリー公園を突っ切ってルーブル美術館に向かいます。

公園の中心部には大きな噴水池があり、大勢の市民やら観光客やらがくつろいでいます。皆ノーマスク。

噴水池から先に進むにつれて、どんどん人が増えていきました。そして有名なルーブル名物のガラス張りのピラミッドのあたりに来たところで、身動きを取るのもしんどいレベルに。

この人たちは皆ルーブルに向かっているのかな、と思ったら、そのようでした。よく見れば入場口からの行列が螺旋状に広がっていて、わしが入場を諦めるには十分な状況です。モナリザ見たかったなあ。

そこで、パリの誇るもう一つの美術館、オルセー美術館へ。こちらも当然ながら当日券売り場前には行列。ただ、列はかなり順調にサクサク進んでいたため、比較的すんなり入れました。30分くらい並んだかな。ルーブルで粘っていたら早くても1時間半以上かかった気がします*1。時間がないのでこれは仕方ない。入場料は確か15ユーロ(約2,100円)

入り口の回転扉をくぐると、手荷物検査がありました。

この美術館、元々は駅舎だったそうで、ところどころにその名残がありました。

 

個人的に気に入った作品とか

オルセー美術館の所蔵作品は、主に近現代絵画や彫刻ですが、個人的にはこの写真の作品が気に入ったというかすごいと思いました。

1859年のパリ市域を上空からスケッチしたものだそうです。飛行機が発明される遥か前なので、熱気球で上空まで上がったそうですが、よくもここまで細かく描けたなと思います。しかも無茶苦茶大きいです。*2

ゴッホの作品もあります。ゴッホ縁のアルルにも行く予定なのでちょっとした予習になりました。

ゴッホのフルネームのフランス語読みはヴァンサン・ヴァン・ゴック。

これは、しばらくゴッホと共同生活を送っていて、今でいうコミュ障だったゴッホの唯一の親友*3だったとされるポール・ゴーギャンの作品。

ロダンの作品。上に「考える人」が鎮座しています。

他にも古代史や聖書の一場面を写実的に描いた作品も充実していました。

気がついたら3時間くらい長居してしまいました。本当に引き込まれる作品ばかりで、まあルーブルに入れなかったのは残念ですが、非常に有意義な美術鑑賞の時間でした。

 

コスパ最強レストラン(あくまでもパリ基準で)

オルセー美術館を後にし、地下鉄でホテルの最寄り駅のひとつ手前で下車。歩き回って空腹です。

ここに目当てのレストランがあり、遅めのランチに来ました。それがブイヨンピガールというレストランです。

我々貧乏旅行者にとって、フランス特にパリの外食の高さはネックです。一品30〜40ユーロなんてザラ。なので、スーパーのお惣菜やマクドナルドのような世界チェーンのファーストフードで済ませる人も多い。しかし、このブイヨンピガールは、メインディッシュでさえ概ね15ユーロ以下、一番安いので10ユーロ以下、総額20ユーロでフランス料理を楽しめるという安さ。日本で調べてこのお店の存在を知って、ここで食べようと即決しました。

そんなわけで、パリ市民、観光客問わず、常に行列ができています。席数も多いので、15分くらいで入店できました。

フランス語以外にも、英語、スペイン語ポルトガル語、イタリア語、中国語のメニューが完備されていました。

残念ながら鴨のコンフィはメニューにはなかったので、メインに子牛のレバーのソテー、前菜にミネストローネをチョイス。飲み物は赤ワイン。節約のため、デザート抜きのコースです。意外と量も多く、特にレバーにかかっているソースが美味しかったです。ただ、付け合わせに山盛りのマッシュポテトがついてくるとわかっていたらサイドメニューにフライドポテトなんて頼まなかったのに。総額22.5ユーロ(約3200円)でした。お腹いっぱい。

迅速に大勢の客をさばいていくウェイターさんの手際の良さも印象的でした。

 

欠航連絡が

ワインのほろ酔い気分で途中のスーパーでお菓子と水を買ってホテルに帰ってメールボックスを開くと、エールフランスから、明日搭乗予定のオルリー空港発ニース行きのフライトが欠航になったとのメールが。そして自動的に代わりの便に振り分けられていたわけでしたが、それが早朝5時35分発。酔いが覚めました。乗れる人、乗る人いるのか⁉️

一瞬で諦めざるを得ませんでした。土地勘のない人間には不可能な時間です。大急ぎでそのフライトをキャンセルし、航空券検索サイトのスカイスキャナー同じ日の最安値を検索。同日13時35分発のイギリスのLCCイージージェットのパリ・オルリー→ニースのフライトを約18,000円*4で購入する羽目に。またしても痛い出費。どうなることやら。

つづく

 

*1:当然チケットを前もって買ってあればこの限りではない

*2:縦2メートル、横4メートルくらいあった

*3:しかし、2人の友情は結局破綻し、大喧嘩の末にパニックを起こしたゴッホが自らの左耳を剃刀で切り落としたのは有名な話

*4:航空券だけだと11,000円ほどだが、預け入れ荷物と座席指定手数料が加算された