だいすけろくの日々

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仏西旅行覚え書き DAY3

おはようございます。

4月6日、パリからニースへの移動日です。

 

エールフランスの欠航でイージージェットのニース行きを慌てて購入

前投稿でも書いた通り、ニースへはパリ・オルリー空港からエールフランスの国内線で飛ぶ予定でしたが、昨晩突然の欠航と、早朝5時35分の時間的に搭乗不可能なフライトに振り分けたとの連絡をメールで受け、速攻でそれをキャンセル、代わりのイージージェットのフライト(13時35分発)を予約した次第です。

エールフランスからちゃんと返金されるのかどうかはこの記事を書いている時点ではわかりません。

 

パリ市内からオルリー空港

 

取り敢えずオルリー空港も初めて行く場所なので、無料朝食を食べてから早めの午前9時にホテルをチェックアウト。外は小雨模様で肌寒かったです。

さようならパリ。行きそびれた場所だらけなので、また来ます。

地下鉄12号線でモンパルナス駅へ、そこから4号線に乗り換えてダンフェールラシュロー駅で下車。この駅の上の地上にあるバス乗り場発着のオルリーバスという空港リムジンバスが最も安い行き方のようです。

空港に向かうと思しきスーツケースやら大荷物の人の流れについていくことで、バス乗り場にはすんなり辿り着きました。

バス停に券売機が立っているだけの簡素なバス乗り場ですが、空港マークがあるし、何より旅行者にしか見えない人たちが大勢集まっているので間違いないでしょう。

ところが、20分待ってもバスは来ません。

やがて、バス停横のRER(パリの近郊電車)*1の駅から黒人系の駅員さんが出てきて、フランス語で何やら叫びました。すると、フランス人と思しき旅行者の皆は続々と駅構内に入って行きます。後にはわし含め非フランス語ネイティブばかり残されます。

わしも仏英混合の謎言語*2でその駅員さんにどういうことか訊くと、その駅員さんはあまり英語が得意ではなさそうでしたが、ジェスチャー交えて一生懸命に説明してくれました。バスは欠航していること、代替輸送でRERの電車でアントニーという駅まで行きそこから空港行きの電車に乗り換えればいい、オルリーバスの代わりだからバスの切符で乗れる、とのこと。

こうなってはその通りにするしかないので、その電車に乗りましたが、案の定全てのバスに乗るはずの空港行きの乗客が乗ったため、しかも皆大荷物だったので、すし詰め状態で大変でした。(ちなみにこの流れにおいては、精神的に余裕がなかったので写真はありません)

 

オルリー空港

そんなこんなでオルリー空港に到着です。国内線やEU圏、ヨーロッパ地域限定の小規模な空港かなと思っていたら、タヒチやレユニオンや仏領ギアナといったフランスの海外県への長距離フライトもあるようです。

先ずは預け入れ荷物を預けます。通常の航空会社と異なり、LCCイージージェットでは、行き先に関わらず利用客が一括で預けるためカウンター前は凄じい長蛇の列。約70分並びました。ちなみに、搭乗手続きは前もってネットで済ませ、搭乗券もPDFがメールに添付されて送られてましたが、なぜかわしには紙の搭乗券が渡されました。

 

また遅延

制限エリアを抜けて、搭乗口に着くと、電光掲示板にDelayの文字が。また遅延のようです。新しい出発時刻はまだ表示されていません。

仕方ないので、制限エリアにマクドナルドがあったので、3ユーロのカプチーノを頼んで、それを飲みながら、空港Wi-Fiが高速で繋がったのでブログ書いたりして過ごしました.

結局出発時刻は予定では13時35分のはずが14時50分に。それでも、ニースまで飛べるので文句はないです。

機内では、パリを歩き回った疲労感のせいか、90分ほどのフライトの間、ほとんど爆睡し、飛行機の着陸時の衝撃で目覚めました。

 

空港から市内へ

午後4時30分頃にニースのコートダジュール空港に到着です。ようやく南仏です。

この空港は市街地と隣接しているため、かなり市内とのアクセスは良く、特に不安はありませんでしたが、何故か乗ろうとしていたトラムはこの日は終日運休でした。ストライキか❓

仕方なく、空港前からバスで宿に向かいました。パリのバス、地下鉄同様、ニースではバスとトラムが共通の切符で乗れるようです。

初めて降り立ったニースの町は、街路樹にシュロの木があったり、実がたわわに実るオレンジの木だったり*3と、南ヨーロッパらしい雰囲気で、気持ちが高ぶってきました。

取り敢えず、予約した宿に向かいますが、おかしい。Google mapで調べておいた場所に来ましたが、それらしい看板も何もありません。冷や汗が出ました。(この辺も気持ちに余裕がなくなっていたので、写真はないです)

結局、その宿の宿泊者だというスペイン人青年がが観光から帰って来て、宿の出入り口のオートロックを開けてくれたので、チェックインできました。ありがとうミゲル君。この場所でやはり正解だった。

 

プロムナードハウス

ニースでの滞在先はプロムナードハウスという安宿です。ブッキングドットコムで予約して、3泊で60ユーロ(約8,400円)と、高級リゾートホテルの多いニースでは破格の安さでした。

トイレとシャワーは共同で、Wi-Fiも問題なく繋がります。

看板もなく、宿の予約ページには外観の写真もなく、とにかく見つける難易度が激高なホステルです。

ただ、雰囲気は悪くなく、オーナーのおっちゃんは英語ペラペラで、出入り口扉の開錠方法を教えてくれました。ただ、せめて解除のためのパスワードくらいメールとかで教えて欲しかったです。

 

人気のイタリアンへ

とにかく疲れたので、2時間ほど仮眠を取って、午後8時過ぎに夕食に向かいました。外はまだ意外と明るく、危険な感じは皆無でした。パリのホテルの無理朝食と、オルリー空港マクドナルドのカプチーノ以外まだ何もお腹に入れていなかったので、すっかり空腹です。

ニースは地理的にイタリアとの国境が近く、また歴史的にイタリア領だった時代もあるせいか、イタリアンレストランが軒を連ねています。そして、旧市街にお手頃価格なイタリアンは多いとのこと。

目当てAttimiというお店に来ました。地元の人で賑わっています。

店員のおばちゃんが無茶苦茶親切で世話好きで、パスタに合うワインを薦めてくれました。ちなみにこのおばちゃんは英語、フランス語、イタリア語の3カ国語を自在に操っていました。やはりイタリアからも大勢客が来るそうです。

パスタはトマトクリームのシーフードパスタ。エビ、イカ、ホタテ貝に加えてスライスしたアボガドと具沢山で、もう最高でした。麺も太麺で食べ応えがあり、今まで日本で食べたどのパスタより美味しかった*4し、白ワインが進みます。足りなかったら小さめなピザでも頼もうかと思いましたが、分量もかなりあり、お腹いっぱいになりました。ソースがかなり余ったのですが、付け合わせのバゲットにつけて食べたので、無駄なく完食。

総額24ユーロ(約3,360円)でした。

 

まあ、そんな感じで南フランスにやってきました。ここからが旅のメインステージ。次回は本格的にニース観光です。

 

つづく

 

 

*1:CDG空港までの直通はあるが、オルリーまでの直通はなく、乗り換え必要

*2:取り敢えず、ヨーロッパの非英語圏では端から英語でいくより、頑張ってそこの言語でコミニュケーション取ろうとしている姿勢を見せておくと、好感度はいいです。

*3:このオレンジのなる街路樹はスペインでもポルトガルでも見かける。南ヨーロッパでは当たり前なのかもしれない。ただ、なっているオレンジは非常に不味いらしい。まあ、美味けりゃみんな勝手にもいで食べるでしょう

*4:何が違っていたかというと、パスタの麺そのもの。モチモチでコシがあって、日本の市販のものではまず再現できないのでは、と思った