だいすけろくの日々

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仏西旅行覚え書き DAY4-1

おはようございます。

旅4日目*1、ニース2日目のスタートです。写真多めでサクサク進めていきます。

プロムナードハウスというこんな安宿に20代くらいのスペイン人青年(チェックイン時に助けてもらった)と50近くのイタリア人のおっさんとハタチくらいの大学生風のアイルランド人(いずれも男子)と一緒に寝泊まりしております。

朝8時頃に起床しました。

 

プロムナード・デ・ザングレ

宿から出て徒歩3分くらいで砂浜に出て、旧市街に向かって砂浜に沿って続く長い遊歩道を東に向かいました。この歩道はプロムナード・デ・ザングレという名で、直訳すると「イギリス通り」。

18世紀ごろからニースはヨーロッパ中の王侯貴族や資産家の避暑地として栄えており、19世紀イギリスの資本によって造成されたことから名づけられたようです。

 

マセナ広場から朝市へ

 

昨晩にパスタを食べたイタリアンレストランの近く、旧市街の入り口付近は立派な広場となっていました。マセナ広場というそうで、ニースの中心地でもあります。

とにかく否応なしにテンションが上がりますね。広場を取り囲む赤い建物も趣があるし、旧市街もなかなか良さげ。昨日とは打って変わって晴天なのも雰囲気を明るくしてくれ、一瞬でニースの雰囲気が好きになりました。

旧市街も落ち着いた感じで、なおかつ明るい雰囲気で、非常に良いです。

歩いていると、通りの向こうに人だかりができています。

行ってみたら朝市でした。たくさんの店があり、地元民の方々で賑わっていますが、中には観光客もいました。とにかくむちゃむちゃ賑やかです。

魚屋さんです。日本でもお馴染みのタイやヒラメやサバやアジみたいな魚から日本近海にはいなさそうな名前も知らない魚まで、漁業県出身者*2として見ていて飽きません。

果物、野菜コーナーです。特に果物が水々しくて美味しそうでした。と思っていたらハイテンションなおばちゃんに

「一皿いかがムシュー、2ユーロだよ❗️」

と小皿に乗ったカットオレンジを差し出され、お言葉に甘えていただきました。地中海性気候で太陽光をたっぷり浴びて育ってきたであろうオレンジはとても甘かったです。

食べ物系ばかりでなく、美術的なコーナーもありました。

特に買いたいものがなくても、こういう場所はいるだけで地元民の生活感とか感じられて楽しいです。

そういえばまだ朝食を食べていなかった*3ので、この市場で買って食べることにしました。

サーモンのベーグルサンド5ユーロ(約750円)、エスプレッソ1.5ユーロ(約255円)でした。朝飯で約1,000円。高いですね。もっとも専門店で食べたらさらに1.5倍はするのでしょうが。*4。あ、オレンジ代が300円追加ですね。円安の馬鹿野郎‼️

ただ、サーモンがとろけるような舌触りで、クリームチーズとトマトとの相性抜群で、流石やなと思いました。せめてもの救いは、フランスでは今のところそれだけ安くないお金を出したことを後悔するほど美味しくないものには出会っていないことですね。みな美味しい。これがイギリスだとコスパの悪さで愚痴り倒していたことでしょう。

 

コリーヌ・ド・シャトー展望台へ

朝市を抜けて旧市街の西側に隣接するコリーヌ・ド・シャトー展望台に向かいます。この展望台は、城跡なようで、ニースを一望できることで有名なようです。

かなり急な階段をひたすら上がります。気温もぐんぐん上がり、汗ばんできました。

てっぺんで記念撮影。高い所から見下ろす地中海は思った以上に真っ青でした。まさにコート・ダジュール(青き海岸)の異名がしっくりくる眺めですね。もうイタリアまで見渡せそうです。

反対側からは港エリアも見下ろせます。港には大富豪の所有物と思しき大型クルーザーがたくさん停泊しているのが見えました。

そういえば、カジノのメッカで、世界中の富豪が集まるモナコ公国*5もこの近くでしたね。

景色を眺めながらしばらくボケーっとしていました。

つづく

 

*1:尚、パリに到着した4月4日を1日目としてカウントしている

*2:筆者は元長崎県

*3:当然、宿は朝食サービスなどなし

*4:この記事からは1ユーロ=150円で計算。以前までは140円だった

*5:バチカン市国に次いで世界で2番目の小国。有名人はモナコ太公妃で元ハリウッド女優グレース・ケリー