おはようございます。
早いもので、旅も10日目、そろそろ全体の折り返しとなります。トゥールーズ2日目です。
午前7時30分頃に起床し、宿のオーナーの奥さんが用意してくれた朝食をいただき、それからブログを書いたりしながらゆっくり過ごしました。
9時過ぎに出発です。オーナーのミシェルさんが、こっちを通った方が早く行けるよ、と教えてくれたガロンヌ川沿いの遊歩道を歩いて、旧市街に向かいます。ただ、結構寒いですね。後一枚くらい上着持って来るべきだった*1
途中、鴨のつがいと遭遇。
キャピトル広場
まずは、旧市街の中心であり、観光の拠点でもあるキャピトル広場からです。結構広大な石畳の広場を、時計台のある市庁舎と高級ホテル、レストランが囲んでいます。
市庁舎の時計台。EUの旗とフランス国旗、トゥールーズ市の旗と共に、ウクライナ国旗も見えました。それだけウクライナ支援に力を入れているのでしょうか。ウクライナに平和を‼️
こちらは前日の晩の夕食の帰り道に撮影したキャピトル広場。なかなか美しい広場です。
サン・セルナン聖堂
ところが、キャピトル広場に到着して30分と経たないうちに、小雨がぱらつき始めたかと思うと、結構本降りになってきました。*2
ちょうど、そう遠くない所に良さげな教会があるとのことで、雨宿りに行くことにしました。
やってきたサン・セルナン聖堂の尖塔部です。かなり遠くから見えていました。トゥールーズのランドマークですね。
11世紀から13世紀までの約200年もの歳月をかけて建てられたフランス最大級のロマネスク建築の聖堂で、世界遺産でもあります。*3
トゥールーズは、スペインのサンティアゴ・コンポステラ巡礼の中継地の宿場町としての一面もあるとのことで、この聖堂が巡礼客の心の拠り所であったことは想像に難くはありません。
内部もかなり立派です。見どころもたくさんあるようだし、雨宿りついでにがっつり見学しましょう。入場料かかりませんし。
祭壇に向かって続くアーチの並びが見事です。
実に厳粛な雰囲気で、外の喧騒からは切り離されていて、良い感じです。パリのサクレクール寺院ともかなりいい勝負です。ただ、こちらの方が古い分、分があるかなとも思いました。町全体がパリより落ち着いているというのもあるでしょう。
展示物の解説もありましたが、全文フランス語な上にかなり内容が込み入っているものばかりで、わしの貧弱極まりないフランス語力ではサッパリでした😢。*4
しかし、落ち着いて静かに見学できてよかったです。
雨も止んだ(しかし、また降り出しそうな空模様でしたが)ので、聖堂を出て旧市街散策を始めます。お腹が空いてきました。
昼食は節約も兼ねて簡素に済ませました。ちょうど良さげなブーランジェリー(パン屋)があったので、バゲットにハムとクリームチーズが挟まったサンドイッチ買いました。4ユーロ(約600円)。簡素な食べ物でも、フランスの食の底力を感じられる美味しさでした。わしは日本では基本的に米派で、わざわざパンを進んで食べたいと思ったことはあまりなかったのですが、ああ、パンってこんなに美味しいのだなあ、としみじみ感じます。
ラーメン屋さんです。日本語まで書いてあります。しかも、かなり行列ができていますね。今まで見てきた日本料理屋とは全然違いますね。皆地元の人のようです。美食家のフランス人がこれだけ並んでいるわけですから、さぞかし美味しいのでしょう。もしかしたら日本人がラーメンを作っているガチのやつなのかな。気になりますね。(フラグ)
そんな感じでトゥールーズを堪能しております。
つづく