だいすけろくの日々

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仏西旅行覚え書き DAY11-1

おはようございます。

トゥールーズ3日目、フランス11日目、フランスに丸1日いるのはこの日が最後となります。

さて、当初の予定だと、この日はトゥールーズから足を伸ばしてカルカッソンヌに行くつもりでしたが、今まで割とガツガツ観光しがちだったせいか、疲労感がかなり感じられたため、トゥールーズでのんびりすることにしました。休養日。

昨晩の炒飯のせいか、腹具合が今ひとつなのもあります。

 

市場

ゆっくり寝て、午前9時30分頃起きました。

雲行きは相変わらず怪しく、風も強いです。

キャピトル広場の近くに大規模な市場がありました。地元民の台所的な感じです。ニースの朝市と違い、体育館みたいな巨大な建物の中に展開されています。野菜、果物からチーズ、肉、魚まで、何でもあります。

 

日本庭園

日本庭園があるとのことで、行ってみることにしました。調べてみると、街の北西部の公園の中にあるようです。

正式にはジャポネー・ピエール・ボディ庭園*1というらしいです。

公園はかなり広大なのですぐにわかりました。近くに大学のキャンパス*2があるらしく、学生っぽい若者が多いですが、酔っ払ったり羽目を外したりするような連中はいなかったので、静かで落ち着いた雰囲気でした。

池の中に謎のオブジェが。

木々の生い茂る遊歩道を奥まで進むと、突然視界が開け、京都の龍安寺のような景観があらわれました。これは本格的です。一目でそう感じます。

流石に龍安寺まではいかないにしろ、こういう場所、京都の寺とかには割とあったりします。

東屋です。中に上がることもできます。土足で大丈夫でした。

真っ赤な橋が実に映えます。

八重桜が満開でした。

意外と本格的に再現されていて、晴れていたらもっと見栄えしただろうな、と思わずにはいられませんでした。ただ、間違いなく落ち着ける場所なので、フランスの喧騒に疲れてきたらおすすめですね。

 

鴨料理ファーストフード

お腹が空いてきた*3ので、ちょうどあすかも氏が勧めてくれたお店に行ってみることにしました。鴨のマグレ(胸肉のロースト)を用いたハンバーガーやサンドイッチが食べられるようです。美味しそうですね。

Duck Meというお店です。調べてみたらなかなかの高評価のようでした。場所はキャピトル広場に通じる細い通り沿いにありました。

雰囲気は明らかにファーストフード店です。ただ、ちゃんとした厨房があって、おばちゃんがひとつひとつきちんと手作りしていました。対応してくれたお兄さんもナイスガイでした。

わしの頼んだマグレホットサンドが来ました。かなり大きいです。ポテトとコーラのセットで13ユーロでした。(約1900円)

中には鴨肉がぎっしり詰まっています。当然、味は鴨肉の旨味たっぷりで美味しいです。ケチャップとマヨネーズをどっさりつけてくれたので、好みに応じて使うのも良いでしょう。最高でした。というか、昨晩の炒飯を除いて、フランスに来て何かを食べる度に最高だと感じている気がします。高いですが。

 

サッカースタジアム

満足な気分で昼食を終え、メトロに乗って少し町外れまで行ってみることにしました。歩いてばかりで、せっかく買った交通機関乗り放題パスの元が取りたかったので。

やってきたのは、トゥールーズフットボールスタジアム。サッカー場です。トゥールーズ市街地の南、ガロンヌ川の中洲にありました。

地元を本拠地とするフランスリーグのトゥールーズFCの本拠地ですが、実はこのスタジアム、日本のサッカー史に残るスタジアムでもあります。

というのも、日本代表が初出場した1998年のサッカーワールドカップフランス大会において、日本代表のグループリーグ初戦となった対アルゼンチン戦の試合会場が、このスタジアムだったのです。

当時、小学校低学年でしたが、あの熱狂は覚えていますし、日本時間午後9時からの試合はテレビにかじりついて観ていました。結果、アルゼンチンのエース、バティストゥータに前半に決勝ゴールを許し、黒星発進となりましたが。*4

当時の熱気の跡。中には入れません。そうこうしていたら、風が強まり、おまけに横殴りの雨まで降ってきやがったので、足早に立ち去りました。

そんな感じで、何気に歩き回っている気がしますね。休養日と呼ぶのは如何なものか。笑

 

そんな感じで過ごしています。

つづく

 

*1:1981年に作られたらしい

*2:トゥールーズ第一大学

*3:炒飯の後遺症はすでになくなっていた

*4:結局、2戦目は0-1でクロアチアに敗戦、3戦目はジャマイカに1-2で敗戦し、3連敗最下位でグループリーグ敗退。リヨンで行われたジャマイカ戦で中山雅史が日本代表ワールドカップ初ゴールを記録。尚、大会は開催国フランスが初優勝