だいすけろくの日々

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イタリア旅行2024覚え書きDAY4

おはようございます。

イタリア旅4日目、フィレンツェに別れを告げ、ボローニャに向かいます。

移動日ということもあり、特筆すべき点はないので、簡潔に進めていこうと思います。写真は少なめ。

Yellow Square Florence

2日連続で寝坊して11時起床でしたが、この日は頑張って7時に起き、クロワッサンとコーヒーの朝食にありつくことができました。なんだかんだでいい宿だったと思います。

 

サンタマリアノヴェッラ駅

トラムに乗ってフィレンツェの玄関口、サンタマリアノヴェッラ駅に。

実にいい天気でした。雲一つありません。

朝食は足りなかったので、駅の東側のマクドナルドでダブルチーズバーガーセット。8ユーロ(約1,280円)ちなみにビッグマックセットは10.5ユーロでした。味は普通。

3泊4日のフィレンツェ滞在。イタリア1都市目を歴史と芸術と美食文化が息づくフィレンツェにして良かったなと心から思いました。そして、是非また来たいなと思わせてくれました。

サンタマリアノヴェッラ駅に入りました。各電車の行き先を示す電光掲示板の下は黒山の人だかり。ヨーロッパの駅では、ホーム番号がランダムにそれぞれの行き先の電車に割り当てられてギリギリまで分からなかったりするので皆、気にしているのですね。

純粋に都市間移動ならバスが1番安いですが、距離もさほどないし、イタリアの鉄道も体験したかったので、この区間は電車移動にしました。前もってネットでチケットは購入済みなので、PDFで保存したQRコードを駅員さんに読み取ってもらって入場します。ちなみに、昨年のフランスでの移動でもお世話になったOmioというヨーロッパの鉄道切符を扱うネット販売サイトで購入しました。ストライキはなく、定時運行なようです。

なかなか速そうな電車です。在来線の特急っぽい感じです。ボローニャまで21ユーロ(約3,360円)。当日買うとさらに割高になります。尚、これとは別に、イタリア版新幹線ITALOという高速鉄道もあります。

定刻通りに発車です。

車窓は、半分近くトンネルで、残りは山間部みたいな感じで、眺めはよろしくありませんでした。まあ、トスカーナ州は山がちな地形なので仕方ないです。

 

ボローニャ中央駅

フィレンツェから約40分、トスカーナ州を抜け、おそらく今回のイタリア旅の滞在都市の中でもマイナーなエミリアロマーナ州の中心都市ボローニャに到着しました。

正直、何があるのかは自分でもわからなかったのですが、調べてみると、スパゲティミートソースとして日本で知られるボロネーゼやラザニアの発祥の地であり、美食の街であること、ヨーロッパ最古の大学が創立された地であるこて、北イタリアの交通の要所として古い歴史のある街であることなど、割と面白そうなので、滞在を決めた次第です。

駅前はそこそこ栄えて人通りも多いです。

 

Combo Bologna 

駅から15分歩いて今回の宿、Combo Bolognaに到着しました。住宅地の一角にあります。ドミトリーで2泊56ユーロ(約8,960円)。かなり新しい建物で、1階のレセプション横にはカフェがあり、朝食も食べられるみたいです。応対したスタッフのお兄さんもナイスガイでした。

チェックインした際は4人部屋にわし1人で、束の間の事実上のシングルルームを満喫していましたが、昼寝をして目覚めたらガタイの良いポーランド人青年がチェックインしてきました。なかなかいい奴でした。昨年のスペインのサラゴサのドミトリーいた奴みたいに、深夜まで延々携帯でダベる黒人みたいな非常識な輩じゃなくてよかったです。

トイレにシャワーは1部屋ごとについていました。

 

夕食は中華@金城飯店

暗くなる19時までダラダラと仮眠してから夕食のために外出です。ただ、Googleマップで調べても、イタリアンのレストランに行くのは節約の観点から控えたくなりました。その分日程の終盤でガッツリ美味しいものを食べたいですし、既にフィレンツェで1度贅沢しましたし。

調べていたらボローニャ中央駅のそばに安いチャイニーズがあったので行ってみることにしました。

駅前に来てみると、大渋滞。何やら青いバスが2台止まっていて、その周りで何やら大勢のボローニャ市民が騒いでいて、何やら小競り合いが起こっていて、武装した警察官が止めに入っています。物騒です。

そっとすり抜けようとしたら、若い警官にイタリア語で何やら注意されて静止させられました。英語で何か聞き返すと、若い警官の上司と思われる中年の警官が英語で

「今インテルミラノの選手が到着したところで、ボローニャサポーターがバスを取り囲んで暴れていて危険だから、向こうの道を通りなさい」

と言われました。

いや、暴動は確かに怖いし逃げたいですが、ということはバスにはあの長友佑都選手も活躍したイタリアサッカーセリエAの名門、インテルの選手が乗っているということなのですか。わしは不覚にもそちらの事実に興奮してしまいました。

 

後で調べたところ、9日に、ボローニャを本拠地とするセリエAボローニャFCが本拠地にインテルミラノを迎えてのリーグ戦があるようで、やはりあの青いバスにはインテルのスター選手たちが乗っていたのでしょう。

 

話を戻します。

暴徒化したボローニャサポーターをかわして、チャイニーズレストラン金城飯店に来ました。

閑散としています。テーブルには中国人と思しきおっちゃんが1人、スーツ姿のサラリーマン風のイタリア人のおじさんが1人いるだけでした。

麻婆豆腐4.5ユーロ、炒飯4ユーロ、瓶ビールが驚きの1ユーロ、合わせて9.5ユーロ(約1,520円)安いですね。イタリアンレストランなら一皿がこれ以上しますよ。それでこれだけ食べられるのはありがたいことです。

炒飯が意外と本格的で米もパラパラで美味しかったです。麻婆豆腐は挽肉の間に人参やピーマンや胡瓜の微塵切りが混ぜ込まれていて、なかなかヘルシーな感じで、普通に美味しかったです。

同じ店で食べていた中国人と思っていたおっちゃんが中国語で話しかけてきたので、「日本人ですよ笑」と答えたら、日本語で「わたし台湾人です。あなた、ほんとに日本人ですか❓イタリア人に見えます」と日本語で言われ、まあわしも台湾大好きなのでしばらくだべっていました。おっちゃんは今はボローニャと台湾中部の台中に交互に住んでいて、たまにミラノにも出向いて台湾とイタリアとの貿易関連の仕事をしているのだそうで、昔ミラノで売り上げ金数千ユーロをスラれた話を笑いながらしてくれました。ミラノにこれから行くわしは笑えませんでしたが。イタリアの対アジア貿易のシェアは中国が独占しているので、なかなか厳しいそうです。

 

その後、21時前に宿に戻りました。ドミトリーですが、ルームメイトが当たりだったのもあり、なかなかリラックスできています。

さて、明日は一気にボローニャ観光です。本場のボロネーゼかラザニアも是非美味しい店で食べたいですね。楽しみです。

 

おやすみなさい。

 

つづく