だいすけろくの日々

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仏西旅行覚え書き DAY5-2

おはようございます。

ニース3日目、ニースからバスに揺られてエズ村に到着した続きからです。

村で一番高い展望台を目指し、急で曲がりくねった石段や坂を登ります。その途中からの眺めも十分絶景です。

 

宮沢賢治の『雨ニモマケズ』が刻まれたこんな石碑がありました。後で調べたら、東日本大震災の際のエズからの義援金のお礼として岩手県から送られたらしい。

やがて村の中心部を通ります。民家の多くは手工芸品の工房か、土産物屋です。ラベンダーのいい香りが漂い、独特の雰囲気。

ホテルもあり、宿泊もできるようです。

 

そしていよいよ展望台です。予想以上に壮大な絶景が広がっていて、地中海の対岸まで見渡せそうな感じでした。

ちなみに展望台の部分は有料で、大人(26歳以上)で7ユーロ(約1,050円)です。*1

ずっと眺めていても飽きが来ない絶景です。ちなみにエズ村以外にも、このように断崖絶壁に作られた集落は付近に点在しています。

やはりカトリックのお国柄だけあって、小さな集落にもなかなか立派なカトリック聖堂があります。日差しもかなり強く、歩き疲れたので一休みします。何人か懸命に祈っている人がいました。

前稿で見学したロシア正教会の聖堂との内装の違いはお分かりでしょうか。こういうのもキリスト教の宗派の違いを感じられて興味深いです。

ロシア正教会の聖堂の内装

そんな感じで充実のエズ村訪問でした。

村の入り口、ニースからのバスを降りた辺りに戻ってきました。小腹が空いたので何か食べたい気分です。

パンかサンドイッチでいいかなと思いましたが、ソッカ(socca)というコート・ダ・ジュール名物の豆を挽いた粉をこねてバターで焼いたワッフルみたいなものにしました。1人前3ユーロ。バターの風味が効いていて美味しかったです。

ただ、このソッカが予想外にデカくで分量も多く、完食に少々苦労しました。もう昼飯はこれな。

午後4時頃、ニースに帰りました。取り敢えず、夕食予定のレストランを予約してから宿に戻り一休みします。

そして午後8時に予約していたレストランに向かいます。午後7時30分でこの明るさ。

少し早めに到着しましたが、快く席に案内してもらえました。シーフードとコスパでニースでも評価トップクラスのLe Gambetta Niceというお店です。予約していて正解でした。次々とお客さんが入ろうとして、「すいません、予約で満席です」みたいな感じで追い返されていましたから。

メインとデザートのコースにしました。

メニューにはこの旅で食べたい鴨料理とかステーキとかもありましたが、せっかく海が綺麗なコート・ダジュールにいるのでシーフード*2にしました。メインは海産物フリット(揚げ物)の盛り合わせです。いや、デカいお皿にエビやらイカやら貝の剥き身やら白身魚の切り身やら山盛りで来ました。

ただただ美味い❗️具材も選んで大正解と思わせるくらい良かったです。もうナイフとフォークが止まりません。

デザートはガトーショコラ(チョコケーキ)でした。食後にエスプレッソも頼みむした。

ただ、ワインは白にしておけば、と思いました。総額29ユーロ(約4,350円)、あくまでもフランス基準ですがコスパも確かに良いです。

 

かなり長くなりましたが、それだけ密度の濃い旅を続けられているのだな、と実感します。円安のせいで、高めについてしまっている*3けど、それに見合う喜びをフランスは与えてくれています。

 

次回はアヴィニョンへの移動。フランス旅も折り返しです。

 

つづく

 

 

*1:18歳から25歳までは学生料金が適用され、5ユーロだった

*2:生牡蠣とかも名物メニュー

*3:勿論、節約のためにレストランは2日に1回、コスパの良いところを必死でトリップアドバイザーで検索しています