だいすけろくの日々

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ベトナム旅行覚え書きDAY 1

おはようございます。

10月21日土曜日、本日より4泊5日(厳密には5泊6日)のベトナム旅行開始です。5年ぶり2度目のベトナムです。

本日はベトナム北部の首都ハノイに飛びました。

 

出発

本来なら昼過ぎのフライトだったはずが、乗る予定の飛行機が欠航し、同日朝9時20分のフライトに振り分けられたため、さらに週末で関西国際空港の保安検査場がダダ混みするのが予想されたため、朝4時30分に起きました。まあ、それだけ長くベトナムにいられるのでよしとしましょう。

いつもなら梅田に出てから阪急ホテル前から出るリムジンバスを利用しますが、この日はより早いルートを調べた結果、阪急→地下鉄堺筋線→南海の始発を乗りついで空港に向かいました。

天下茶屋駅は閑散としていました。ただ、関空に向かうと思しき旅行者や外国人はチラホラいます。

南海の空港快速関空へ。住んでいる場所柄(筆者は大阪市北部在住)、南海はあまり利用しないので、妙に新鮮味を感じました。

日の出と共に南フランス・スペイン旅以来半年ぶりの関空に到着。警備ロボットがいました。シュールな光景でした。昨年短期の副業バイトをしていたAmazon倉庫を思い出します。

 

ベトジェット・エア

まずはベトジェット・エアのカウンターでチェックイン。初めて利用(前回のベトナム旅は、エアアジアを利用し、クアラルンプール経由で10時間かけて行った)するベトナムの格安航空会社で、関空以外にも成田、羽田、中部、福岡からハノイホーチミンベトナム二大都市を結んでいます。

空港内をぶらぶらする時間はなさそうです。

案の定、早い時間にも関わらず、凄まじい混雑ぶりです。大半は帰省するベトナム人の方々のようです。この人達は皆ハノイに行くのだろうかと思いましたが、調べたらハノイ行きフライトの10分後に同じベトジェット・エアのホーチミン行きのフライトが控えていて、合同でチェックインを行っているようです。ここで50分待たされました。

ようやく搭乗券をゲット。

お次は保安検査場。前回は30分くらいでしたが、ここで1時間ちょっと並びました。やはり、昨年のコロナ感染症の5類化に伴う出国解禁後の出国者の急激な増加に加え、ターミナルビルの改修工事もあって、キャパオーバーしている感が歪めません。保安検査では係員のおばさんに英語であれこれ指図されました。どうやらわしは日本人に見えないようです。別にどーでもいいことですが。

出国審査は簡略化されていて、パスポートの顔写真ページをスキャンするだけで終了。搭乗口前にファミリーマートがあったので、おにぎりとファミチキを買って食べました。街中と同じ値段で安心しました。日本最後の食事。

やっとの思いで搭乗口に。機材はエアバス製のA321型。ハノイのノイバイ空港まで5時間のフライトです。

何に手こずっていたのかわかりませんでしたが、搭乗前の行列に30分並ばされました。とにかく列が遅々としか進まないのです。

時間に余裕を持って早め早めに行動したつもりが、意外とカツカツです。さらに余裕を持たせたかったら、前日に空港そばに泊まるしかなかったでしょう。

 

ようやく機内に。写真は乗り込んですぐに撮ったものでスカスカに見えますが、最終的には満席でした。覚悟はしていましたが、座席の間隔が割と狭目でした。座席備え付けのエンタメモニターもありません。あと、ベトジェット・エアのフライトでは、女性CAさんが水着姿でフラダンスをするサービスがあるとの噂を耳にしていたのですが、そのようなものはなかったです。(後で調べたら、ベトナム当局から、そのようないやらしい不健全なサービスはやめろ、と怒られたかららしい)というか、半分以上のCAさんはガタイの良い男性でした。

LCCだけに機内食も有料。ただ、メニューは豊富です。

予定を20分オーバーして午前9時40分に関空を離陸。機内でSIMカードを携帯に入れ替えます。

隣りの席オッさん(日本人)が無茶苦茶偉そうで感じが悪くて少しイラッとしました。

 

ハノイ・ノイバイ空港

ベトナム時間午後0時50分頃にハノイの玄関口ノイバイ空港に到着です。首都の玄関口にしては割と規模も大きくはなくコンパクトな空港だなと思いました。

イミグレへと続く凄まじい行列。欧米人観光客率も高いです。到着便をチェックすると、エミレーツ航空カタール航空の到着と重なってしまったのが関係しているようでした。

イミグレのカウンターは確認できただけで10箇所。その1箇所あたり100人以上並んでいます。しかし、じわじわとしか進みません。関空からずっと忍耐力を試されています。

1時間かけて入国審査を通過。ちなみに入国審査では一切質問されずに入国印だけでした。ホーチミンでは帰りの航空券を見せさせられたのに。まあ、楽に通過できるに越したことはありません。

荷物をピックアップして、まずは現地通貨を入手。ノイバイ空港内の両替カウンターが一番レートが良いとの情報があったのですが、20,000円が3,200,000VNDでした。前回のベトナム旅はホーチミンで同じ20,000円が4,000,000VNDくらいだっただけに、分かりきっていたことながら円安を感じてしまいます。ベトナムの通貨(VND)は桁数がめちゃくちゃ多いので、ベトナムでの金銭感覚には慣れるのに時間がかかりそうです。

何はともあれ、空港を出てバス乗り場へ。気温は27度くらいで、思ったほど蒸し暑くなく、安心しました。

鬱陶しいタクシーの客引きをかわしながら、ノイバイ空港→ハノイ駅前行きの86系統の路線バスにに乗ります。他にもリムジンバス的なバスもありますが、空港から市内への足としては最安値。

運賃は45,000VND(約270円均一)。運賃は出発前に運転手のおじさんが回収します。客層は欧米人ばかり。みんな節約したいんだね笑

 

ホテル

予約していたホテルの最寄りのバス停をGoogleマップの位置情報で調べて下車。どうやら旧市街のこの辺りは安いホテルが軒を連ねている区画なようで、欧米人客の半分以上が降りました。

雑多な感じがまさにベトナムらしくて味わい深くて良いです。仏西旅行の往路で立ち寄ったクアラルンプールもこれに近い雰囲気ですが、ハノイの方が雑多さでは上です。尚且つ、5年前のホーチミンと比べるとバイクの交通マナーが良いように思われました。とはいえ、ノーヘル、最大5人乗りは当たり前。

午後3時頃にハノイでお世話になるカプセルホテル、ハノイトラベラーズハウスにチェックインしました。

ブッキングドットコムで予約し、2泊朝食つきで322,000VND(約1,933円)。若いスタッフのお兄さんもナイスガイでした。ベトナムは宿泊費が安いので助かります。1階はレストランを兼業しているっぽいです。

一旦荷物を部屋に置いて、携帯の充電も兼ねて一休みしましたが、直近まで夜勤やら仏西旅行覚え書きシリーズ完結やらでてんやわんやだったこともあり、疲労が蓄積していたのか5時間くらい熟睡してしまいました。

 

夜のハノイ散策

目覚めたら午後8時30分になっていました。時間が遅いので遠出は無理にしても、せっかなので、週末夜のハノイを散策して夕食をたべることにしました。とはいえ、ホテル周辺は繁華街なので、十分楽しめました。

予想外の人通りと賑わいです。

道路に面した飲食店は欧米人客で賑わい、ほとんどの道が実質歩行者天国化していて、そこに車やバイクが不定期に突っ込んできて、なかなか面白いカオス状態が出来上がっていました。

あと、ハノイには日本より色白でスタイルの良いスレンダー系なお姉さんが多い気がします。昔、ハノイをはじめベトナム北部は美女の名産地だと何かの本だかサイトだかで読んだ記憶がありますが、本当なのかもしれません。

道端にステージを設営してプチ演劇を上演中。

屋台街。見た目がブランド品っぽいアクセサリーやカバンもたくさんあり、欧米人のおばさま方が熱心に品定めをしていました。本物かどうかはわかりません。

ハノイのランドマークのひとつ、ホアンキエム湖北岸のロータリーに来てみました。この近くに目当てのお店があります。

とにかく予想外の楽しさです。

もう一つ印象的だったのが、客引きがそこまでしつこくないという点でしょう。ホーチミンではホテルを出て5分とかからないうちに怪しいオッさんに付き纏わられて旅行会社に連れていかれそうになって辟易した記憶があります。

 

夕食

やってきたのはブンチャーダッキムという、北ベトナム名物の麺料理ブンチャーの有名店です。やはり初日はご当地料理が食べたかったのです。店舗は4階建てで、1階の出入り口脇が厨房です。従業員は皆、赤いTシャツ姿。

3階に案内されました。夜9時でもまだまだ賑わっています。

注文したのはブンチャーと揚げ春巻き、ビールのセットで全込み140,000VND(約840円)。観光地価格なので割高です。しかし、それだけの価値は充分にあると思いました。

米粉で作った真っ白な細麺を炭火で焼いた豚肉やつくね肉のたくさん沈んでいるつけ汁につけて野菜と一緒にいただくヘルシーな麺料理です。

ヘルシーなだけではなく、実際に最高でした。特に、つけ汁と、その中にある炙った肉がビールにも合っていて美味しかったです。備え付けの刻み唐辛子と刻みニンニクを入れることで、味にアクセントが生まれます。野菜はパクチーが混ざっていて独特の匂いがするので、苦手な人は無理して食べなくてもいいかもしれません。

揚げ春巻きも具材の旨みが濃縮されていて味わい深かったです。

関空の搭乗口でおにぎりを食べてから何も食べていなくて空腹だっただけに、幸先良い食事の面でのスタートが切れました。

 

夕食後もぶらぶらしました。道端でサッカーイングランドプレミアリーグの試合中継を放映していました。日本ではファミリーマートに吸収されて姿を消したコンビニチェーン、サークルKベトナムではまだまだ現役なようです。

 

たこ焼き屋さん。

 

小腹が空いたので、ホテル近くのバインミー屋さんバインミーステーションでバインミー(ベトナムバゲットサンド)をテイクアウト。20,000VND(約120円)

フランスの統治下時代にフランスから伝わったバゲットサンドをベトナム風にアレンジしたサンドイッチです。豚肉にパテと炒めた玉ねぎにチリソースとマヨネーズが挟まっていて、ジャンキーな味わいで美味しかったです。バゲットもフランスのものとは異なり、サクサクで噛み切りやすかったです。ハノイにもホーチミンにも名店がたくさんあります。

 

その後、午後10時過ぎにホテルに帰りました。そんな感じで初日から会心のスタートを切れたベトナム旅が始まりました。明日以降も楽しんでいきますので、宜しくお願いします❗️

 

つづく