だいすけろくの日々

だいすけろくが呟きます。旅ネタ多め✈️

仏西旅行覚え書き DAY21・22(終)

おはようございます。

4月24日、旅21日目、同25日、旅22日目の記録です。

4月4日にフランスのパリから始まった、コロナ禍以後初となる3週間の南フランスとスペインを駆け巡った海外逃亡の完結編となります。

 

OK hostel Madridに泊まっていました。同室のモロッコ人青年は前日にチェックアウトしていたので、実質シングルルームでした。前夜にたくさん食べて飲んでいたのもあり、最後の夜も非常に良く眠れました。

8時過ぎに起床。近くのマクドナルドにふらっと出かけてマック。総額5ユーロ(約750円)。

リアルタイムから遅れて久しいブログ*1を更新するなどしていたら11時のタイムリミットを思い切り過ぎていましたが、何のお咎めもなくチェックアウトしました。

 

地下鉄

帰国のフライトの出発予定時刻は午後4時10分で、余裕を持たせるべく早めにマドリード・バラハス国際空港に向かうことに。

 

地下鉄を乗り継いで空港に向かいます。バラハス空港は市街地に隣接しているため、地下鉄が全てのターミナルに通じており、アクセスには困りません。車内で少ししんみりというか、名残惜しい気持ちになっていました。

 

バラハス国際空港

午後1時頃に終点のバラハス空港第4ターミナル駅に到着。

思えば南仏のトゥールーズから移動する際もこの空港に降り立ちましたが、その時は近距離線の発着がメインな第1ターミナルでした。

遠距離の国際線メインの第4ターミナルは、繋がっている第1〜第3ターミナルからは離れています。

交通カードの残高が足りず、不足分の3ユーロをチャージしたら地下鉄駅から空港に入れました。

カタール航空のチェックインカウンターでチェックイン。しかし、人数の多さに対してエコノミークラスの窓口は係員が1人しかいないので、30分以上並んで待たされました。

ここから往路同様マドリード→ドーハ6時間、ドーハ→クアラルンプール7時間、クアラルンプール→大阪5時間30分のフライト3本が待っています。

 

小腹が空いたのと、ユーロの小銭を処分すべく、チェックイン後の制限エリア内のカフェで、最後の食事。

卵と生ハムのサンドイッチが5ユーロ(約750円)

コカコーラ3ユーロ(約450円)

普通に美味しかったです。高いですが、これでほぼ現金を使い切りました。

食事中、ボロボロの上着を羽織った髭面の年配のおじさんに

「2ユーロ恵んでくれ、コーヒー飲む金もないんじゃ」

と絡まれましたが、

「ごめん、わしもなんだ」

と答えたらあっさりと去っていきました。あのおじさん、身なりはたしかにボロボロでしたが、制限エリア内だから飛行機の乗客だろうし、ターミナル的にLCC利用とかではなさそうなので、ホームレスとは思えない気がしますが、何者だったのでしょうか❓

 

気を取り直して、搭乗口に向かいます。カタール航空の搭乗口は第4ターミナルでも、ターミナルビルからさらに離れたサテライトにあるため、そこまで無料の地下鉄的な電車で移動です。

サテライト内で出国審査を受けて搭乗口に向かいます。

サテライトにも美味しそうなバルとかがありました。こういうのを見ていると、最後まで、ここはスペインであることを実感できます。

 

カタール航空

わしの乗るカタール航空150便、カタールのドーハ行きです。往路のドーハ→パリのフライト同様、最新型のA350-9型機でした。基本、長距離仕様なだけあって、A350は乗り心地はエコノミークラスでも良いと思います。

搭乗口前で、カタール航空のCAさんたちが始業前朝礼をしていました。CAさんの国籍は様々なようです。*2

飛行機に乗ります。機内は満席でした。わしの席は窓際3人掛けの通路側でしたが、隣りのスペイン人老夫婦のおじいさんの方が、飛行機が初めてなのか、妙に緊張して怯えている様子で何度も十字架を切っていて、それを奥さんであろうおばあさんが何度も肩を叩いて励ましていたのが少し気になりました。これでスペインともお別れです。必ずまた戻って来ようと思いました。

さらばスペイン。

¡Adiós, nos vemos la próxima vez!🇪🇸

定刻通りにマドリードを離陸。

 

機内食はフライト時間の都合で1回きり*3ペンネのアラビアータとカマンベールチーズと胡瓜のサラダにチョコムースでした。とても美味しかったです。カタール航空機内食は美味しいです。

残りの時間は、機内エンタメでギャレス・エドワーズ監督作品の『GODZILLA The King of Monster』を観て過ごしました。

 

ドーハ・ハマド国際空港

ここからDAY22

現地時刻、日付け変わって4月25日午前0時過ぎにカタールのドーハ、ハマド国際空港に到着。ボーディングブリッジではなく、沖どめ*4でした。

眠たいです。

ここでクアラルンプール行きのフライトまで約7時間時間を潰さなければなりません。取り敢えず搭乗口のベンチで寝ることにしました。あちこちのベンチで寝ている旅行者がいました。

 

マレーシア航空とかクアラルンプール国際空港とか

やがて夜が明けて、搭乗時間となりました。

マレーシアのクアラルンプールまで乗るカタール航空4933便ですが、使用機材はコードシェアしているマレーシア航空の機体です。しかも旧式のA333型。往路でのアクシデントを思い出します。

https://mukutaro1995.hatenablog.com/entry/2023/04/05/144822

 

あっさり書いていますが、搭乗時間までの7時間は、眠たいはずなのに何故かなかなか寝られず、結構ハードでした。もう安いからと言ってフライトを値段だけで決めるのはやめにしようと思いました。

機内に乗り込みます。

意外にも満席状態でした。ただ、案の定エアコンが効き過ぎていて、非常に寒かったです。基本暑がりで汗っかきなわしが毛布を羽織らなければ耐えられないくらいでした。ここからの7時間はこれまたハードでした。(なので、機内の記憶も朧気で、機内食とかの写真はありません)

 

現地時刻午後8時50分頃、3週間ぶりに定刻通りにマレーシアのクアラルンプール国際空港に戻ってきました。

往路の件があったのもあり、ちゃんと乗り継ぎが間に合うのか不安でしたが、定刻通りだったのはよかったです。

トランジット時間は約2時間なので、往路のときのように市内散策はしません。時間があったとしてもそんなことをする気力はなかったでしょう。

定刻通りに、現地時刻午後10時10分発の大阪・関西空港行きのマレーシア航空の飛行機に乗り込みました。機材はドーハ→クアラルンプール同様A333型。これを降りたら日本です。

機内は空席だらけ。わしの隣りも空いていました。日本行きにも関わらず、自分以外の日本人乗客は片手で数えられるくらいしかいませんでした。

空調はドーハからのフライトほどではなかったですが、やはり寒かったです。

 

機内食は中華風。酢豚風の甘酢のかかった鶏肉の唐揚げと炒り卵、棒棒鶏風サラダにデザートはチーズケーキでした。なんだか懐かしい味わい。税関申告書も配られたので記入しました。

 

関西国際空港

日本時間午前5時40分、関西国際空港に到着しました。

旅の前にVisit Japan Webに登録していたのですが、そこのサイトに必要事項を記入しておくと、QRコードが発行され、それをスキャンするだけで税関申告書なしで入国(帰国)できました。なので、機内で書いた申告書は実際には無意味でした。

あと、コロナワクチン接種証明書も一切不要でした。

 

関空からはリムジンバスで梅田に向かい、行きつけの大好きなラーメン屋「まんねん」にてメンズセット(トロ肉ラーメン大盛りとオムチャーハンのセット)で1人帰国祝いをしてから帰宅しました。

やはり日本のラーメンは美味しいです。

 

おわりに

そんな感じで、3週間に及んだ2023年南フランス・スペイン旅は、無事に全日程を終了いたしました。

初っ端に飛行機の遅延でパリ到着が8時間以上遅れたり、乗るはずの国内線の飛行機が欠航して慌ててチケットを買い直したり、ストライキで乗る予定の電車が止まったり(全部フランスで)といったハプニングで余計な出費を余儀なくされ、さらに円安による現地の物価高に愕然とはしたものの、経済的、生命的な大打撃を喰らわすような重大なアクシデントは起こらず、まあ順調に日程を消化できた感じです。

約3年半振りの待望の海外旅ということで、感極まるかなとも思いましたが、実際に旅してみれば、普通に淡々とエンジョイしていた気がします。

軒並みな言い方ですが、結論としてはやはり旅は最高であるということです。本当に行ってよかったと思っています。

そして、主にフランスに関して、現地の美味しいお店などをアドバイスしてくれた大学の後輩のあすかも氏にはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

さて、この文章を書いているのが10月16日、そして、5日後の21日には今年度2度目の旅、ベトナム旅行が迫って来ています。そして、来年3月にはイタリア旅行が待っています。こちらも精一杯楽しんで来ようと思います。

https://mukutaro1995.hatenablog.com/entry/2023/08/14/135255

 

この仏西旅行覚え書きブログはリアルタイムから結局半年以上経ってからの完結となりましたが、ベトナム旅行はリアルタイムで完結できるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

そういえば、この旅、パリで一度見たっきりで、それ以外のフランスでもスペインでも日本人旅行者には1人も会わなかったなあ・・・。

 

*1:そして遅れまくって、完結したのは帰国半年後でした。すいません

*2:カタール航空のみならず、エミレーツ航空などの中東産油国の航空会社に多く見られる

*3:10時間超えのフライトなら2回

*4:タラップを降りてバスに乗せられてターミナルビルまで連れて行かれるやつ