だいすけろくの日々

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イタリア旅行2024覚え書きDAY0-2 DAY1

おはようございます。

3月4日のシンガポール時間22時30分頃に関西空港発のシンガポール航空機にてシンガポールチャンギ空港に到着した続きです。

乗り継ぎ時間は4時間弱なので、取り敢えず乗り継ぎの保安検査を受けてから空港内を散策してみたいと思います。

 

チャンギ空港

高級感半端ない店がありました。

わしの搭乗するローマ行きのフライトは日付けが変わって2時5分発。

チャンギ空港はめちゃくちゃ広大なので、保安検査場に行くまでに電車に乗らなければなりませんでした。

保安検査を抜けた先には店などなく、子供向けの遊具があるだけ。これは計算外でした。てっきりドバイ国際空港カタールのハマド国際空港のようなフードコートがあると思っていたのに。いや、11年前はあった気がしますが、よく考えたらターミナルが違っていました。仕方ありません。もしかしたら記憶自体が間違っていたのかも。

取り敢えず散策はおしまい。大人しく搭乗時間を待つことにします。

ここまでDAY0

ここからDAY1

 

日付けが変わり、3月5日(火)になりました。

搭乗口前で、わしの搭乗フライト担当と思われるCAチームが始業前ミーティングを行っていました。シンガポール航空の女性CAさんの制服はエキゾチックですね。

 

シンガポール航空

出発が約1時間遅れ、3時15分発になりましたが、スケジュール的には問題なさそうなので大丈夫です。

2時30分頃にローマ行きの飛行機に乗りました。機材はエアバス製の新型機A350-900型。航続距離が長いので、世界各国の航空会社が主に大陸間長距離路線に導入しています。フライト時間は13時間。関空~チャンギの倍以上の長丁場。これに乗ったらいよいよイタリアです。

尚、シンガポール航空はイタリア路線ではローマ、ミラノの2都市に就航しています。パリ、ロンドン、ブリュッセル、フランクフルト、コペンハーゲンなどヨーロッパの主要都市にも飛んでいるので、経由便として利用するには中東系の次くらいに使い勝手の良い航空会社だと思います。

離陸後2時間で機内食の時間。時間帯的にはもう朝食っぽいですが、夕食扱いのようです。ミートボール入りアラビアータペンネ。2回連続でペンネタイプのパスタ。サーモンのマリネサラダとチーズケーキも美味しかったです。パスタばかりなのは置いておいて、シンガポール航空機内食はレベルが高いと思います。

 

 

飛行経路はインド上空からパキスタン→イラン→トルコ→ギリシアセルビアアドリア海の順に通過。機内エンタメで『スターウォーズエピソード6 ジェダイの帰還』、ブルース・ウィリス主演の『ダイハード』を観て過ごしました。

 

到着2時間前に2度目の機内食。イタリア時間的にこれが朝食ですね。選択肢は洋風か東南アジア風の2択だったので、後者を選択したらインドネシア風焼きそばでした。上に乗った牛肉が美味しかったです。

食後のデザートはバナナ。

 

イタリア到着

イタリア時間午前9時少し前にローマ・フィウミチーノ空港に到着しました。13時間のフライトはいくら飛行機の乗り心地が良かったとはいえ、なかなかツラいものがありました。

 

入国審査

日本の出国審査同様、自動化されていてパスポートの顔写真ページをスキャンして、顔認証と一致していることを確認されるだけで終わりました。ただ、出口に係員がいて、入国印は押してもらえました。

 

SIMカード

出発前に日本で準備しそびれたので、空港内カウンターで購入。取り敢えず通話無制限とデータ通信12GB使えるプランで19ユーロ(約3,000円)。高いなあ。

 

何はともあれ、これで旅の準備は完全に整ったので活動開始です。ここからローマ市内に移動してホテルにチェックインはしないで、北イタリアの人気観光都市のひとつ、フィレンツェ(英語読みはフローレンス)まで一気に移動します。ローマ観光は旅の最後にとっておくことにします。

早速ネットで調べてみると、フィウミチーノ空港からフィレンツェまで、ヨーロッパ内を格安で移動できることで有名な高速バス会社のFlix Busが乗り換え一度で通しで8ユーロ(約1,280円)のチケットを出していたので速攻で購入。

 

Flix Bus

イタリア語、正直ほとんどわかりませんが、英語の通用度が意外と高いのと、スペイン語との類似点からの予測で無事に乗り場を教えてもらえました。

まずは空港からローマ郊外にあるバスターミナルまで行き、そこで約2時間の乗り継ぎの後フィレンツェ行きのバスに乗る流れです。

旅してます感が高まってきます。

中継地点のローマ郊外のバスターミナル。位置的には郊外ですが、大きな駅に隣接していてかなり栄えている感じでした。不特定多数が行き交うこういう場所柄、スリとかにも警戒していましたが、警官が5人くらいで要所を見張っていたのでそこまでビビる必要はないかもです。

時間はあるし小腹が空いたので、イタリア初の食事はバスターミナル内のカフェでプロッシュート(生ハム)とクリームチーズバゲットサンドとホットカフェオレ総額5ユーロ(約800円)。安くはない。

予定より遅れて午後4時30分にローマを出発。フィレンツェまでは約3時間の旅。やはりこの路線は主要路線のひとつなようで、車内は全席指定で満席でした。

ローマ市域を抜けると、車窓には長閑な景色が広がっていました。車内はWi-Fiも飛んでいるので、色々と助かりました。

 

フィレンツェ到着

運転手さんがよほど飛ばしたためなのか、出発が10分くらい遅れたにも関わらずほぼ予定時刻の午後7時20分にフィレンツェ郊外のバスターミナルのような駐車場のような広場に到着。ここからはフィレンツェ市営の路面電車(トラム)に乗り換えます。

トラムの駅はホームと自動券売機だけの簡素なもの。運賃は全区間均一の1.7ユーロ(約272円)。初めてで券売機の操作方法が分からずテンパっていたら、同じバスに乗っていたと思われる地元の青年が手取り足取り教えてくれました。グラッツェ❗️現金でもカードでも支払い可能です。

車内はこのような感じ。

 

Yellow Square Florence

フィレンツェの玄関口にあたるサンタマリアノヴェッラ駅で別の路線のトラムに乗り換えて、2駅先にあるフィレンツェでの宿、Yellow Square Florenceに到着。割と大きめの1つ星ホテルで、朝食つき3泊111ユーロ(約17,871円)でした。初めの一杯は無料で、後は追加料金で夜はワインやビールも飲めるそうです。ミラノ出身だというスタッフのお兄さんがとても気さくで、近くの安いレストランをすすめててくれたので、行ってみることにしました。

 

Pizzeria Trattoria San Jacopino

チェックインを済ませてから、宿のお兄さんオススメの店で夕食にすることに。ホテルの裏手にあるピッツェリア兼レストランPizzeria Trattoria San Jacopinoです。

地元の人で賑わっていました。半分以上がピザを頼んでいる感じでした。

ピザの本場で初ピザです。ピザだけでも30種類くらいあり、目移りしてしまいましたが、とにかくボリューミーそうな具沢山のカプリチョーザをチョイス。赤ワインもつけてもらいました。スタッフのおばちゃんもとても親切でした。

味はやはりめちゃくちゃ美味しかったですし、予想外に大きくて生地も分厚くて、尚且つハム、ソーセージ、モッツァレラチーズ、アーティーチョーク、キノコと具沢山ゆえに単調な味わいにもならず食べ応え抜群でした。

そしてワインも良かった。わしは日常的にはワインは飲まないのですが、それでも純粋に美味しいと感じました。流石イタリアとしか。

まだ観光していないこともあり、ようやくイタリアに来た実感が湧いてきた次第です。

総額で13ユーロ(約2,080円)と、ヨーロッパのユーロ圏基準だとかなりコスパも良いです。

他にもパスタ類も20種類近く(機内食で2回連続パスタだったので今回は遠慮しました)、肉料理とかもあり、また行きたいと思いました。

 

食事を終えて午後9時頃にホテルに戻りました。食後にライトアップされたフィレンツェの大聖堂とかまで足を伸ばそうかとも考えましたが、まだ初日なので無理をしないことにしました。

20時間越えの長時間の移動に日本との8時間分の時差ボケなど、考慮しなければいけませんし。

 

そんな感じでイタリア旅も本編に突入です。初日の感想は、「しんどかったけど、楽しい予感しかしない」です。明日は観光も始めますし、本格的に楽しめることでしょう。本ブログでその楽しさを少しでもお伝えできれば幸いです。

おやすみなさい❗️

 

つづく