だいすけろくの日々

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ベトナム旅行覚え書きDAY5(終)

おはようございます。

10月25日(水)、早くもこの旅も最終日となりました。あっという間でした。

 

ハプニングが

この日は午後1時30分発の飛行機でハノイに戻ってから帰国する予定です。

話は一旦前日晩に。さて、少々問題だったのがホテルからフエのフバイ空港への行き方。(往路はこの記事を参照 https://mukutaro1995.hatenablog.com/entry/2023/10/24/071613 )空港からホテルまでのバスでの配車サービスは、ホームページからも予約できるそうですが、利用するためには個人アカウントを作らなければならず、そのためにはベトナムの住所やらベトナムでの電話番号やら必要な上にベトナム語オンリー(この辺は翻訳アプリで知りました)だったのでお手上げ。そこで、昨晩ツアー後に、フロントにいた宿のオーナーのおっちゃん(フエ初日に部屋を案内してくれたおばちゃんの旦那さん。無茶苦茶いい人だが、話す英語はおばちゃん共々かなりわかりづらい)に相談したら、「ウチの配車サービス使いなよ」と言われ、藁をも掴む思いでお願いしました。そして午前11時頃に200,000VND(約1,200円)で連れて行ってもらえることに。

そして25日朝、雲は低く垂れ込めているものの、雨は降っていませんでした。前日のツアーの疲労で、朝9時に起床。荷物をまとめてフロントに降り、チェックアウト前に朝食をいただいて、ついでに荷物をフロントに置かせてもらおうとすると

おばちゃん

「え、早くない?まだあんたのフライトまで時間あるでしょ」

わし

「いや、でも午後1時30分の飛行機だから、早めに準備しないとね」

ここでおばちゃんの顔が驚愕の表情に。

おばちゃん

「え、あんた、午後6時の飛行機に乗るんとちゃうの?」

わし

「はあ?」

ちなみに「午後6時」(six PM)もおばちゃんは「せぴぃえま」と言っているようにしか聞こえず、当然わしには分からず、紙切れに書き出してもらいました。結果、今度はわしが驚愕した番です。

わし

「あの、6時になんて一言も言わなかったけど」

おばちゃん

「えー、旦那からそう聞いてるのに」

証拠にeチケットの画面を見せつけるわし。

そこへ原付にノーヘルでまたがった旦那のオーナーおっちゃん登場。おばちゃんはかなり強い口調で旦那に文句を。旦那、何故か笑顔に。

おっちゃん

「あはは、なんでか午後6時(ここでも彼はおばちゃん同様『せぴぃえま』と呼んでいた)と思ってたよ。ごめんごめん、早く迎えに来させるから」

と軽く受け流されました。

結局、午前11時30分に迎えに来てもらえることになり、それまでお詫びの印かどうかは分かりませんが、旦那さんが出してくれたバナナを食べながら過ごしました。日本のバナナよりも小ぶりでしたが甘くて美味しかったです。

 

迎えに来てくれたのはMAZDA製のデミオでした。なんか前に仕事で運転していた社用車と同じ型の左ハンドル版だったので、妙に親近感が湧きました。運転手のお兄さんは、カタコトの英語で、「MAZDAは最高だ、運転しやすいしね。車だけじゃない、そこら辺を走ってるバイクも半分は日本製だ、確かホンダだったかな」と日本のメーカーを絶賛していました。個人的には、道端で見かける車は、日本車よりも韓国のヒュンダイ製のやつが多い気がしますが。

 

フバイ空港

2日ぶりのフバイ空港です。

フエの市街地から南に15キロの郊外にあり、小規模ながらかなり新しいターミナルビルで、調べてみたら今年の春にリニューアルされたらしいです。

あとは、空港と市街地間の交通機関をもっと充実させて欲しいなと思いました。

ハノイのノイバイ空港とは異なり、自動チェックイン機はなかったので、普通のチェックインカウンターでチェックイン。空港内の利用客数はかなり少なく、閑散としています。なので、チェックインも保安検査も一瞬で終わりました。

 

昼食

お腹が空いてきたので、昼食にすることに。制限エリア内にはレストランが2、3軒ありました。そのうち1軒に入ります。やはり、空港内だけあって、お値段は軒並み高めです。ただ、ベトナムのお金をなるべく使い切りたい気持ちもあるので入ることにします。ちなみにベトナムはあまりキャッシュレス化は進んでいないので、現金は多めに持っておくのに越したことはありません。泊まっていたホテルも、精算は現金払いのみでしたし。

 

昼食はチーズバーガーとアメリカンコーヒー。計120,000VND(約720円)。ずっとベトナム料理だらけだっただけに、こんな食事が恋しくなっていたのです。ただ、味は不味くはないにしろ微妙でした。マクドナルドのダブルチーズバーガーのほうが間違いなく美味い。

 

飛行機

ベトジェット・エアの飛行機でハノイに戻ります。定刻通りに出発しました。座席は満席。わしは通路側でしたが、隣の席のオッサンが1時間くらいの短いフライトにも関わらず4回もトイレに立ったので、なかなか大変でした。特に4回目のトイレに行っている最中にシートベルト着用サインが点灯し、飛行機が高度を下げ出した時には焦りました。オッサンは何食わぬ顔で戻って来ました。

 

ノイバイ空港

滞りなく午後2時40分頃にハノイのノイバイ空港に戻って来ました。国際線ターミナル前に沖どめで、国内線ターミナルまでバスで移動。

 

国際線ターミナルまで無料のターミナル間移動バスに乗ります。乗り場がわかりづらくて探していたら、何人かのタクシー運転手から、「ターミナル2(国際線ターミナル)?オレが連れてってやる、乗れ」と声をかけられました。冗談じゃないです笑 空港職員の方に訊いて移動できました。

 

国際線ターミナル。21日にベトナムに入国して以来です。帰国のフライトが日付が変わって午前1時20分なので、荷物をどこかに預けてハノイ市内に行ってお土産でも探そうとかなとも思いましたが、ロッカーなり荷物預かり所的な場所が見つかりませんでした。全ての荷物をぶら下げてハノイ市内を歩くのは億劫なので、空港のお土産屋さんで探しましょう。

 

夕食

取り敢えず職場へのばら撒き用にお菓子を、知り合い用にはベトナムコーヒーの素を買いました。やはり空港内は高いです。現金を使い切りたかったので良しとします。(この辺の写真は撮りそびれました。すいません)

ただ、高いながらも店によりばらつきがあるので、比較的安めに押さえることは可能です。高いお店は値段表記がVNDではなくUSD(米ドル)だったりしました。あと、店頭で吟味していたら熱烈に営業トーク始めるのはやめて欲しいです笑

 

その後は空港内をぶらぶら散策。ベトナム航空のCAさんたちがカウンター前でフライト前の始業前朝礼。

空港内には仮眠の取れるベンチが有り余るほどあるので、休んだり動画観たりブログを書いたりしました。ただ、充電スポットが出発フロアには2箇所しかないのは痛かったです。ちなみにカタールのハマド国際空港には至る所にありました。というかベンチに1〜2箇所はついていた。

 

午後8時頃、ベトナム最後の食事にします。

保安検査場横のレストランで牛肉入りのバインミーとコカコーラ、計130,000VND(約780円)。案の定割高でしたが、この旅で3度食べたバインミーの中でも最高に美味しかったです。すき焼きに似た甘辛く味付けされた牛肉と胡瓜の酢の物とマヨネーズとチリソースの組み合わせがなんとも言えない味わいでした。しかもサイズがハノイ市内で買って食べたバインミーの1.5倍くらい大きかったのも良かったです。

 

帰国フライト

午後9時頃、帰国便のチェックインも済ませました。往路同様ベトジェット・エア。大阪(関空)行きのカウンターは既に長蛇の列。しかし、何故かどんどん前に進んだので難なく15分くらいで無事にチェックインを済ませられました。ふと、関空でチェックインした際に50分も待ったのはなんだったのだろうか、と思いました。

その後、保安検査へと進みましたが、こちらは関空で1時間行列に並ばされて待ったのに対して、ほとんど並ばずに通過。関空、明らかに手際が悪いとしか言いようがありません。利用客数もあきらかにノイバイ空港の方が多そうなのに。

 

日付が変わって10月26日(木)、午前0時45分頃、関空行きの飛行機に搭乗します。乗客の8割はベトナム人技能実習生と思われる若者層が多かったです。CAさんは全員男性でした。使用機材は往路と同じA321型。

定刻通りに離陸。さようならベトナム🇻🇳。疲労ですぐに睡魔が襲ってきて、すぐに寝ました。

 

関西国際空港

日本時間午前7時30分頃、大阪の関西国際空港に到着。前回の南フランス・スペイン旅行の際に登録していた Visit Japan Webでスムーズに入国できました。

取り敢えず、梅田の阪急ホテル前行きのリムジンバスのチケットを券売機で買い、バスに飛び乗って梅田へ。

 

通勤渋滞で堺浜と阿波座らへんで足止めされながらも90分くらいかかって梅田に到着。

到着後は自宅最寄り駅までの阪急電車に乗る前に、若菜そばで天たま丼(600円)を食べました。純粋に、日本食美味いなあ、と思いました。それから阪急で帰宅しました。

あと、予想外にベトナムのお金が余ってしまいましたが、ベトナムにはまた戻って来る予感しかしないので、その時のために保管することにします。

 

おわりに

そんな感じで、2023年度のベトナム旅行は無事に全日程を終了いたしました。感想としては、ありきたりかもですが、とにかく濃密で楽しかった、ということが言えます。

雑多な雰囲気、たまにおっちょこちょいだったり鬱陶しかったりするけども、明るくて親切な人々に触れ、歴史散策に食事にと充実していました。ありがとう❗️

間違いなく、彼らは我々日本人の数倍は人生楽しんでる気がしました。

ブログをほぼリアルタイムで完結できたのもよかったです。

 

さて、次の旅は、来年3月の3週間のイタリア旅となります。すでに往復のチケットは入手済みです。

ただ相変わらずの円安で、円/ユーロのレートをチェックするたびに暗澹たる気持ちになります(先日、1ユーロがついに160円に達しそうになっていました泣)が、それでも行くからには楽しみたいです。楽しまなければ意味がないです。とにかく後は向こうで多少贅沢できるくらい出発まで頑張るしかありません。イタリア語も少しは話せるようになっておきたいです。

 

引き続き、旅レポートをよろしくお願いいたします。